赤い肌の女性
2025.03.11

春に向けて気を付けたい肌トラブル「バリア機能」が弱くなっていませんか?

だんだんと春を感じる暖かい日が増えてきましたね。

春が近づいてくると、お肌の赤み、ヒリつき、痒みや、
肌が粉を吹いたような状態になるなど、肌トラブルを感じることはありませんか?

 

もしかしたらそれは、"バリア機能"の低下が原因かもしれません。

 


肌のバリア機能とは、その名の通り、肌をバリアする、
つまり、肌の防護壁で外からの刺激や異物の侵入を防ぎ、肌内部の水分を外に逃がさないようにする機能のことです。
肌は乾燥や紫外線、雑菌など、さまざまな外的刺激が飛び交う過酷な環境にさらされています。
そうした過酷な環境下で肌の内部を守り、健やかな状態に保つのがバリア機能の役割です。


バリア機能を保つためには、適切なスキンケアと、しっかりとした保湿が大切です。
日頃のケアのポイントを見直してみましょう。

 

●洗顔やスキンケアは優しく刺激を防ぐ
とにかく優しく、いたわりながらの洗顔や刺激を抑えたスキンケアがポイントとなります。
春は花粉やマスクの摩擦、紫外線などの外的刺激もたくさんあり、お肌がゆらぎやすく、敏感になっています。
そのため、洗顔の際にゴシゴシ擦ったり、スキンケアなどの際に強く叩いてしまうことはNGです。
肌を痛める原因となってします。

また、顔を洗うお湯の温度はぬるま湯がベストです。
熱めのお湯で顔を洗うと、必要な皮脂なども落としてしまい乾燥の原因となります。

 

●違和感を感じたら普段のスキンケア用品を無理に使わない
お肌が敏感になり、今まで使用していたスキンケア用品に対して何か違和感を感じる可能性があります。
普段と同じ化粧水を使用しているのに、しみる、ニキビが出来やすくなったなど…
その場合は無理に使用せず、オーガニック系の化粧品など低刺激なものに変えて様子を見てみてください。

 

●保湿を意識して肌を落ち着かせる
実は、肌は春も乾燥しやすく、外的刺激にもとても敏感です。
刺激から守るために、保湿力のあるヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなどの成分が配合された化粧品を使用して肌の保湿をおすすめします。

 

●外的要因から肌を保護する
保湿をたっぷりした後は、花粉や紫外線などの刺激からお肌を守ることも重要です。
外出した際は、帰宅後すぐにお風呂に入って皮膚や髪についた花粉を洗い流す、
日焼け止めを塗って紫外線や直接花粉が肌につくことを防ぐなど、工夫をしてみてください。

 

春はお肌の変化もそうですが、体調や心の変化も感じやすい季節かと思います。
体調を崩すと、ケアも怠りがちに…

 

『日焼け止めしか塗っていないから』『今日は疲れたから』と洗顔や入浴をせずに寝てしまったことはありませんか?
私自身、ケアを蔑ろにしがちな時期もありました…
そうするとニキビができたり、乾燥で肌が粉をふいたり、結果肌トラブルに繋がり、肌を気にするので気持ちもブルーになって…と悪循環。
そのことから、毎日のケアは大切と改めて感じました。

 

今はスプレータイプの化粧水や1本でケアができる商品も出てきている時代です。

 

自分が継続して肌の保湿をしやすいケア方法、習慣を作ってこの春の肌トラブルから自分を守っていきましょう。

 


<参照>
https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/selfmedication/1679
https://www.kenei-pharm.com/baby-waserin-m/column/dry-skin/column6/
https://brand.taisho.co.jp/contents/beauty/535/
https://www.saitamaresona.co.jp/mikke/health/health_0011.html

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